男性ホルモンにアプローチ!フィンペシアの効果とは
フィンペシアは、薄毛や抜け毛の症状をストップさせる役割があります。
脱毛を止められるなんて・・それは頼りになる!
「詳しくは知らないけど、薄毛にはフィンペシアでしょ」となんとなく思っているよりも、ハゲてしまう原因や有効成分の働きについて知れば知るほど、フィンペシアへの信頼感は増すはず。
ここでは、さらに深くフィンペシアの世界に踏み込んでみましょう。
DHTを作らせない!
フィンペシアの有効成分はフィナステリド。
もとは前立腺肥大の治療薬として開発された成分で、投薬中に現れた多毛という副作用を作用として薄毛治療に用いられることになったのです。
5αリダクターゼを阻害する
髪が抜ける直接の原因は、DHT(ジヒドロテストステロン)という変性男性ホルモンが毛母細胞を傷つけるから。
DHTは、テストステロンという男性ホルモンと5αリダクターゼという酵素が結合して発生します。
つまり、5αリダクターゼの活動を抑えることができればDHTはできない=毛母細胞が傷つかない=髪が抜けないということ。
ここで登場するのがフィンペシア(フィナステリド)!
5αリダクターゼを妨げて、DHTを作らせないようにしてくれるのです。
・薄毛の進行をストップさせる働きがある (髪を生やすワケではない)
育毛・発毛にダイレクトに作用するわけではないものの、生えてくる髪が無残に抜けていくのを食い止めてくれるので髪が増えるという成果につながっているんですね。
「薄毛は遺伝する」の真偽
「家族に薄毛の人がいるから自分も・・」「ハゲは隔世遺伝」といった声をよく耳にします。
実際、5αリダクターゼが活発か? DHTの影響を受けやすいか?というのは、遺伝子によって決まっていること。
5αリダクターゼの量や強さは、なんと優性遺伝・・!
父親が薄毛でなくても母親がこの遺伝子を持っていれば、子にも受け継がれてしまうのです。
またDHTが作られたとしても、毛母細胞にダメージを与える働きが作用しなければ抜け毛は起こりません。
DHTが働きやすい体質は母親からの隔世遺伝。母親の祖母から脈々と引き継がれているのです。
つまり薄毛になりやすい人は、
5αリダクターゼが強い遺伝子を持っている
DHTがよく働く遺伝子を持っている
このどちらか一方か、もしくは両方を兼ね備えているということ。
AGAは遺伝する、なりやすい体質の人がいるというのは本当だったんです。
フィンペシアの服用方法
フィンペシアは1日1錠を決まった時間に服用するのがキホン。
有効成分・フィナステリドの摂取量は1日0.2mgからで、1mgが上限です。
大切なのは、服用時刻を決めておくこと。
これはフィナステリドの働きをキープするため。
服用間隔が24時間以上あいてしまうと、体内からフィナステリドが抜けきってしまいます。
5αリダクターゼの働きを抑えて薄毛の進行をストップさせることが目的なのに、体内から成分がなくなってしまったら症状が進んでしまうことに・・。
つまり、「もうハゲてもいいや~」と思わない限り、フィンペシアを飲み続けなくてはいけないということです。
5αリダクターゼを抑制し続けるためには、常にフィナステリドが働いている状態にしておく!
何時に服用しても効果に違いはないので、朝食のあとで服用する・就寝前に服用するといった自分なりのルーティーンを作ることが大切です。
アルコールと同じタイミングはNG!
フィンペシアの服用タイミングはいつでもOKですが、ひとつ気をつけておきたいのがお酒との飲み合わせ。
フィンペシアは肝臓で代謝されるので、同じく肝臓を酷使するアルコールと一緒に飲むと身体に負担をかけてしまいます。
肝臓へのダメージが大きくなると肝機能障害を発症してしまうおそれもあるので、飲酒と服薬の間隔はしっかり空けておくように。
晩酌が欠かせない!という人は、起床後~昼食後あたりのタイミングでフィンペシアを服用する習慣づけがおススメです。